【前編】2020年度 ITエンジニア職の新入社員研修を実施しました

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こんにちは、ITソリューション部ITシステム課(現デジタルテクノロジー戦略本部)の関根です。
今回は、2020年卒のITエンジニア職の実際に行った研修内容と実施目的、様子などについてレポートしたいと思います。
研修の目的
新入社員研修を実施する目的は2つあります。
- 業務を遂行するのに必要な知識・技術を身に付ける
- 自ら考え、自ら行動できるエンジニアになること
マイナビITエンジニア職の新入社員研修では、知識・技術を知る(=インプットする)だけではなく、知識・技術を使える(=アウトプットする)事に重きをおいています。
そのため、座学型の研修ではなく体験型の研修を多く取り入れ、頭も体もフル回転させて、エンジニアとして必要な知識・技術を身に付ける内容になっています。
研修の様子
ビジネス研修
ビジネス研修では弊社のサービスである、【マイナビ研修サービス】を利用しました。
以下が主な内容になっています。
- コミュニケーションスキル
- ロジカルライティング
- ムビケーション
コミュニケーション研修では、身だしなみ、話す・聴く、報連相などの基本的なビジネススキルを演習を用いて学んでいただきます。
ロジカルライティング研修では、論理的な文構成を考え、相手に「伝わる」文書を学びます。

学生時代までは、年齢が近い人とのコミュニケーションが主となりますが、社会人になると自分の親と同じ世代の人とコミュニケーションをとる事も頻繁にあります。
加えて、ビジネスにおいて口約束というものは存在しません。
議事録・報告書・契約書・発注書など、必ず成果物を残し、全員の共通認識を合わせる書類が必要になります。
研修では、座学と演習を交互に実施することで、新入社員の皆さんも学びが自分のものになっているのをしっかりと感じた様子でした。
休み時間や、研修が終了した後も、講師に積極的に質問をし、疑問点を解消している様子も見られました。
また、マイナビ独自の研修となる、ムビケーション研修も実施しました。
ムビケーション研修とは、「ムービー」「シミュレーション」「エデュケーション」を合わせた研修のこと。講師が課長役を行い、映像の中に出てくる会社の一員になったつもりで、社内で起こるさまざまな課題に対応し、チームを組んで対処していく内容になります。

すぐに完了させなければならない仕事があるのに、急な依頼が舞い込んできた・・!と実際にありがちなストーリーをもとに、研修は進んでいきます。
新入社員たちは目の前の仕事で精一杯で、課長への報連相を忘れているチームもちらほら・・・。
チームとして成果を出さなければならないので、一人だけ仕事が出来ていても評価されません。
講師の方はそれぞれのチームに、素晴らしい働きをした部分はしっかりと褒め、足りなかった部分にはなぜダメだったのかをフィードバックしてくれました。
フィードバックをされる機会は案外少ないので、貴重な意見をもらえて新入社員の皆さんも必死にメモをとっている様子でした。

ムビケーション研修は「ちゃんと出来るのかな」「どうやって進めるんだろう」と不安を感じる人もいましたが、
研修が終わった後は「講師は厳しかったけど、一番学びがあった」「実務に近いので、現場にいっても活きる研修だと思う」と新卒の満足度も学びもとても高かった研修でした!
社内研修
社内研修ではマイナビのサービス・各部署の役割を学び、自社の理解を深め、臨機応変に対応する力を身につけます。
内容としては以下のものになります。
- 就職事業部/転職事業部/アルバイト事業部の新卒研修へ参加
- 各事業部・部署の説明
- 社内ツールの説明
- キャリアパスについて
- 社内セキュリティについて
マイナビのITエンジニア職は、「各事業部からのニーズをヒアリングし、協力会社さんへ依頼、または自社で開発する」「全社利用されているシステムを日々運用し、ユーザからの要望や問い合わせに対応する」など、多岐にわたる業務を行います。
また協力会社さんとの打ち合わせで、自社のサービスや業務フローを説明する機会も多くあります。
そのため、事業部のニーズや要望を引き出すヒアリング能力と、要望を要件に変換し、正しく論理的に説明をするスピーキング能力が必要不可欠になります。
これらの状況に臨機応変に対応するため、研修で多くの知識を蓄えて、社内研修で頭の中の引き出しを増やすのが目的です。
講師はマイナビの先輩社員が担当しています。
新入社員も会社の理解を深めるために、一生懸命に話を聞いて質問をしている姿が見受けられました。
後編へ続く・・・
後編では、IT研修の様子と成果報告会についてレポートしていきます!
お楽しみに!
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2020/07/17
【後編】前編に続き、新入社員が学習した研修の内容をお届けします。後編ではITスキルやチーム開発のノウハウを学び、最終的に研修成果を現場で働いている社員に向けてアウトプットする様子についてご紹介します。
お知らせ
※本記事は2020年07月時点の情報です。