2024/12/18

テクノロジー

デジコネ:「ノバセル株式会社/マイナビが競合に打ち勝つためのマーケターの心得とは?」開催しました!【⑦】

この記事の目次

    はじめに

    デジタルテクノロジー戦略本部とは

    2022年10月、事業部門ごとに点在していたITとデジタルマーケティングの担当部署を1つに統合する形で『デジタルテクノロジー戦略本部(以下、デジ戦)』が誕生しました。
    それまではドメインごとにサービスの開発・運用・マーケティングを行うという縦割りの構造で事業を展開していましたが、それだけでは予測不能と言われるこれからの時代に対応することは困難です。そこで、データやシステム、人材などアセットの最適化を図り、より大きなスケールでイノベーションを推し進めていく組織が作られました。

    デジコネとは

    デジコネとは、デジ戦に所属するメンバーの中で、
    「他のチームの人が何をしているのか分からない」
    「もっと他チームのマーケターと交流を図りたい・・・」
    といった悩みを持った方や、組織自体への課題に対し、マーケター間で交流を図る機会の1つとして発足したプロジェクトです!
    詳しくはこちらの記事をご確認ください!

    内容:第6回開催内容に関して

    テーマ:「マイナビが競合に打ち勝つためのマーケターの心得とは?」
    登壇者:ノバセル株式会社 田部 正樹様 

    ノバセル株式会社は、「マーケティングの民主化」をビジョンに掲げ、「指名検索」を重要指標とし、当社が独自に開発した「ノバセル for TV」や「ノバセル for デジタル」などの効果分析ツールや、第三者目線で評価・改善を行う「オーディットサービス」など、オンオフ横断で多様なマーケティングサービスを展開しています。

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    マーケティングの定義

    マーケティングの基礎的な考え方や重要なポイントをご紹介いただきました

    マーケティングとは、商品を売ることではなく、売れる仕組みを作ること。
    具体的には、プロダクト、価格、場所、プロモーションの4つの要素(4P)を組み合わせて、顧客に選ばれるための戦略を立てることを指す。
    マーケティングの目的は顧客に選ばれて当たり前の状態を作ることであり、これがマーケティングの本質
    だと解説いただきました。

    また、他社にはない独自の特徴(POD: Point of Difference)を見つけ、それを強調することが重要であることや、カテゴリー内でのポジショニング(カテゴリーエントリーポイント)を確立することが重要であるという内容に関しても講義いただきました。

    グループワーク

    勉強会後半では、自分たちのサービスに関するマーケティング戦略を考えるワークショップに取り組みました。各グループは、サービスの存在理由(Why)、対象顧客(Who)、強み(What)、価値(Value)等を明確にするためのフレームワークを使用しました。

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    田部様より、複数サービスにおけるマーケティング戦略の貴重なフィードバックをいただき、大変有意義なワークショップとなりました。

    感想

    事後アンケートではこんな感想をいただきました!

    • 「再認識させられること、ハッとさせられること、どちらも盛り沢山で有意義でした」
    • 「事業が成長する過程や、自社の訴求ポイントを整理するための手法を学ぶことができた」
    • 「同じサービスのメンバーで、今改めてマーケティングの話を聞き、ブランドについて話し合う。とても貴重な機会になりました」

    感想にもある通り、改めてフレームワークを活用し、サービス内のメンバーと時間とって話し合うことで再認識できたことや気づきを得ることができたという意見が多かったです。今後も皆様の業務に役立つよう、デジコネの開催を進めてまいります。

    過去回はこちらから!
    第1回 「Z世代の心を掴むマーケティングとは?」
    第2回 「Meta/マーケ担当が抑える最新トレンドとは?」 
    第3回「ADKマーケティング・ソリューションズ/明日から認知マーケターになれる?TVCMプランニングのすべて」
    第4回「株式会社イー・エージェンシー/データの力を引き出す!GA・Looker Studio・BigQueryの基礎知識」
    第5回「株式会社FaberCompany/LP大解剖!CVR改善!LPのPDCAの回し方

    ※本記事は2024年12月時点の情報です。

    著者:マイナビエンジニアブログ編集部