会社生活
デジコネ:「株式会社FaberCompany/LP大解剖!CVR改善!LPのPDCAの回し方」開催しました!【⑥】
はじめに
デジタルテクノロジー戦略本部とは
2022年10月、事業部門ごとに点在していたITとデジタルマーケティングの担当部署を1つに統合する形で『デジタルテクノロジー戦略本部(以下、デジ戦)』が誕生しました。
それまではドメインごとにサービスの開発・運用・マーケティングを行うという縦割りの構造で事業を展開していましたが、それだけでは予測不能と言われるこれからの時代に対応することは困難です。そこで、データやシステム、人材などアセットの最適化を図り、より大きなスケールでイノベーションを推し進めていく組織が作られました。
デジコネとは
デジコネとは、デジ戦に所属するメンバーの中で、
「他のチームの人が何をしているのか分からない」
「もっと他チームのマーケターと交流を図りたい・・・」
といった悩みを持った方や、組織自体への課題に対し、マーケター間で交流を図る機会の1つとして発足したプロジェクトです!
詳しくはこちらの記事をご確認ください!
内容:第5回開催内容に関して
テーマ:「LPのPDCAの回し方」
登壇者:株式会社FaberCompany 岩本 庸佑様
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株式会社FaberCompanyにてCROコンサルタントをされている岩本様をお招きし、LP制作にお
けるPDCAサイクルの回し方について詳しくお話しいただきました。
Web広告におけるLPの重要性
LPはユーザーの検討フェーズに合わせた訴求やストーリー設計を行い、ターゲットを絞ったコンバージョン率最適化(CRO)を実現するための重要なページです。ここではFaberCompany様のサイトを例に、WEBサイトとLPの使い分けについて詳しく解説いただきました。
LP検証と分析の基本的な流れ
月並みですがPDCAを継続的に回すことが基本!
今回は②~③を重点的に解説いただきました。
現状把握から打ち手設計
気づきの抽出
現状把握のための手法を詳しくご紹介いただきました。下記から1つ又は複数の手法で「気づき(課題要素)」を抽出します。
- 数値的なアプローチ:GA探索レポートによる把握
- 簡易ユーザーテスト:身近な人にCV手前までを試して貰い、横から見る
- ヒートマップ分析:スクロール(ページの精読率)状況、クリック箇所
- 差分分析:競合他社との差分分析からテスト要素抽出
打ち手の設計
抽出した気づきを施策まで落とし込むプロセスをご紹介いただきました。最初はこのプロセスを丁寧に実施することが推奨とのことでした。
ヒートマップ分析を実践!
マイナビサービスのLPを、ヒートマップを活用して上記プロセスを実践しました。短時間ではありましたが、多くの施策案が出され、岩本様から貴重なフィードバックもいただき、大変有意義なワークショップとなりました。
▼実際にワークの中で出た気づき~打ち手
感想
事後アンケートではこんな感想をいただきました!
- 「まさにLP制作における成果について、課内で苦戦している最中だったのでとても参考になりました。」
- 「終了後同じチームになった方と各サービスのLP状況などをお聞きできて参考になりました。」
感想にもある通り、各サービスのLP運用状況を知るきっかけとなり、具体的な代理店へのオーダーにつながったというお話も伺いました!今後も皆様の業務に役立つよう、デジコネの改善を進めてまいります。
第1回 「Z世代の心を掴むマーケティングとは?」
第2回 「Meta/マーケ担当が抑える最新トレンドとは?」
第3回「ADKマーケティング・ソリューションズ/明日から認知マーケターになれる?TVCMプランニングのすべて」
第4回「株式会社イー・エージェンシー/データの力を引き出す!GA・Looker Studio・BigQueryの基礎知識」
※本記事は2024年11月時点の内容です。