テクノロジー

ERPってなんだろう~

はじめに

基幹システム開発3課のA.Yです。
4月から組織名称が変更され、私はERPシステム部所属となりました。
ERPってなんだろう~、と思ったことをきっかけにERPについてと、
よく比較されている基幹システムについて調べてみることにしました!

ERPとは

Enterprise Resources Planning の略で、「企業資源計画」と直訳できます。
企業資源を指すヒト・モノ・カネ・情報を一元管理し、有効活用する考え方のことです。

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ERPシステムを導入する目的は、企業の基幹業務である「会計」「人事」「生産」「物流」「販売」において、効率化・情報の一元管理を実現することです。

ERPのメリット・デメリットは?

メリット デメリット
・ 情報の一元管理が可能になり、業務を効率化できる
・部門間の情報連携に無駄がなくなる
・経営課題が分かりやすく見える
・導入時にコストがかかる
・自社にあったシステムを選ぶ・開発するのが難しい

基幹システムとの違い

基幹システムとは、企業の主要な業務を遂行するのに使われる業務システムのことを指します。
一般的には、下記6つのシステムが基幹システムと呼ばれています。

  • 財務会計システム
  • 生産管理システム
  • 販売管理システム
  • 購買管理システム
  • 在庫管理システム
  • 人事管理システム

これらは独立したシステムとして作られ、各部署に点在して稼働していることが多いです。
そのため、各システムとデータをやりとりする際は、システム同士の連携が必要となります。

基幹システム導入のメリットとしては、業務の効率化、ヒューマンエラーの削減等があり、
各部署や目的に応じて稼働する企業の根幹を支える重要なシステムといえます。

以上を踏まえて、ERPと基幹システムとの違いは、

  • ERPの「企業資源を有効活用する考え方」に基づいたシステムかどうか
  • 企業にとって重要な基幹システムが独立しているか、統合されているかどうか

となります。

おわりに

今回調べてみるまで部署名がアルファベットに変更され覚えられるかなあ、と思っていましたが、
意味を知ると部署担当のシステムの今後についてや、
部や課がどのような意味を込めてこの名前にしたのかなど、いろいろ想像が膨らみます。
4月からERPシステム部の一員として、もっともっと頑張ります!

※本記事は2022年04月時点の内容です。

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