2024/03/22

テクノロジー

【イベント登壇報告】Developers Summit 2024に登壇してきました!

この記事の目次

    4年ぶりに対面で行われ、約3000人ものエンジニアが集結したDevelopers Summit 2024にて、「マイナビの全社データ基盤のモダナイズ」をテーマに弊社社員が登壇をしてきました!

    講演内容

    マイナビ、そして私たちが所属するデジタルテクノロジー戦略本部の説明をした後、講演テーマでもある『全社データ基盤のモダナイズ』についてお話しさせていただきました。
    オンプレで構築していたデータ基盤をどのようにしてAWSにクラウドシフトしたのか、導入前後の変化や技術選定のポイント、反省点について等、講演内容は登壇資料にもまとめておりますので、ぜひご確認いただければと思います!

    講演資料

    画像をクリックしてご覧ください!

    登壇後記

    マイナビではデータ民主化について取り組んでいます。
    今回はそのデータ民主化のために必要不可欠なデータ基盤のモダナイズについてお話させていただきました。

    オンプレ更改が起因ではありましたが、TCO削減や働くエンジニアの負荷軽減も含めた技術刷新ができ、そのおかげで新たなことに挑戦しやすくなりました。
    今まで運用・保守に割かれていた時間が浮いた分、新しいことに取り組めています。

    限られた時間で伝えきれないことも多かったですが、マイナビの取り組みが多くの方の参考になれば嬉しいです。

    発表の中でお話できなかったところで少し技術的なお話をしますと、Snowflake接続のところでちょっと苦労した話があります。

    より安全な接続をということでIP制限をしているのですが、PC接続では環境変数で適用するわけにもいかず、各ツール毎にbatを作ってプロキシを通すような対応をしました。

    また、SnowflakeはIdPにAzureADを利用していたのですが、Power BIからの接続で外部OAuthセキュリティ結合が必要だったのですがここでも苦労しました。

    ALTER SECURITY INTEGRATIONでexternal_oauth_any_role_mode = 'ENABLE'を設定し
    デフォルトロールを設定しておかないといけないというのは盲点でしたのでPower BIからSnowflake接続を検討されている方のために記述を残しておきたいと思います。

    最後に、マイナビではエンジニアを募集しておりますので、ご興味がある方はぜひお応募いただけますと幸いです!

    ※本記事は2024年03月時点の情報です。

    著者:マイナビエンジニアブログ編集部