2023/12/25

テクノロジー

ラスベガスにてAWS re:Inventに行ってきました!!! (生活編)

この記事の目次

    はじめに

    こんにちは!

    株式会社マイナビで内製開発をおこなっている A.K です
    アメリカのラスベガスで開催された AWS:reInvent 2023に参加してきました

    今回私は初参加だったので実際参加してみてre:Inventの生活がどんな感じだったまとめようと思います
    次回参加者の参考になればとても嬉しいです!

    re:Invent とは

    AWS re:Inventとは米国ラスベガスで開催されるAWSイベントです
    AWSのサービスに関連したセッションに参加したり、Expoで最新の技術に触れたりなど様々な体験をすることができます
    今年は11/27~12/1の期間で開催でした

    詳しくは公式サイトを確認ください

    何ができるの?

    re:Invent では下記のようなことができます

    • 新機能が発表されるkeynoteに参加
    • AWS のサービスなどについて学習できるセッションに参加
    • 各企業の新サービスの展示会Expoに参加
    • re:Inventの打ち上げre:Playに参加
    • エンジニア同士のネットワーク作り
    • 食事
    • アクティビティ
    • SWAG

    会場はどんな感じ?

    会場

    会場はひとつの場所で行われるのではなく6つのホテルで行われます
    セッションがそれら6つのホテルの部屋でそれぞれ開催されます
    Expo やre:Playは特別会場が用意されています
    食事は専用の会場にもありますが、廊下でも軽食が食べられるようになっています

    移動

    会場間の移動は徒歩、バス、電車、タクシーなどを利用します
    今回バスと電車を利用しましたが参加者は無料で利用できました
    基本的には徒歩で移動できますが一部のホテルはバスか電車での移動が必須です
    徒歩での移動といってもホテルが大きいのでセッション会場から別のセッション会場への移動は少なくとも 30 分はかかりました
    バスや電車の移動の場合だと一時間ほどかかりました

    休憩

    休憩する場所はあるにはあるのですが足りてはいないので廊下の床で座ってPCをいじっている人が多くいます
    AWS資格を持っている人のみ入れる認定者ラウンジもありますがまあまあな人がいます

    会場移動用バス停 ↓

    keynote について

    今年の keynote は以下の通りでした

    • Peter DeSantis, SVP of AWS Utility Computing
    • Adam Selipsky, CEO of AWS
    • Swami Sivasubramanian, VP of Data and AI
    • Dr. Werner Vogels, CTO of Amazon.com

    keynote は AWS の新サービス、新機能についての発表会です!
    時間帯は朝早く主に8:30~10:00にあります
    この時間帯にもセッションが開催されておりkeynoteに参加せずセッションに参加する人も多くいます
    またkeynoteの時間帯は会場中でkeynoteが配信されているので会場以外でも見ることができます
    朝ごはんを食べながら見たり、クッションで横になりながら見てる人など様々いました
    またyoutube配信もされるので日本でも見ることができます
    現在も見ることができるので興味がある人は見てみてください

    Keynoteに関しては別記事でまとめたので是非読んでみてください!!

    セッションについて

    セッションは何種類かありました
    私は主に Chalk Talk,Code talk, WorkShop に参加しました

    基本的に言語は英語です
    英語が苦手な場合はottorなどの文字起こし機能などを使うと良いと思います

    セッションへの参加方法は予約と待機列に並ぶ方法の2通りあります
    re:Invent開催より前にアナウンスがあり特設サイトやスマホアプリで予約ができるようになります
    開催日が近くなってくるとほとんどのセッションは予約で埋まってしまうので早めの予約をおすすめします

    仮に予約できなかった場合は当日予約枠とは別に Walkup と書かれた待機列があるのでそちらに並んで入ることができます
    待機列枠用にある程度は席が確保されているらしいですが真偽は不明です
    また並んでも入れないケースが割とあるので人気なセッションは30分から1時間前には並んでおいた方が無難です
    それほど人気でないセッションも 少なくとも20~30分前には並んで置くことをおすすめします

    セッション詳細

    Breakout Session

    講義系のセッションです
    基本的に聴衆は聞く形式のようです
    Breakout Sessionについては後ほどyoutubeで公開されます
    今回私は参加していません

    Chalk Talk

    講義だけでなく聴衆からのアクションがあるセッションです
    聴衆からのアクションとしては下記のようなものがあります

    • 聴衆からの質問
    • 講義者からの質問に対しての回答
    • 講義者からの質問に対して挙手での回答

    聴衆からのアクションを求められますが聞き専でも特に問題はありません
    またホワイトボードを用いて説明がされることもあります
    このセッションは後に公開されないので英語が苦手な場合はottorで文字起こしをしておいたりスライドの撮影などをしておいたほうがよいです
    講義後にも質問可能です

    ホワイトボードでの説明 ↓

    Code Talk

    講義系のセッションです
    私の参加したCode Talkはセッションの 9 割がデモでした
    個人的にはスライドが少なくデモが主なのでセッションの内容を自分でも触ったことがある人でないとメモや記録をとりずらく後学に活かすのは難しそうでした

    WorkShop

    AWSのサービスを実際に触っていきながら学ぶセッションです

    最初に10分ほどセッションの内容について説明がされます
    その後ワークショップの具体的な説明や解説が書かれたサイトのURLとAWSのラボ環境が与えられます
    自分の参加したワークショップではAWSのラボ環境を使うので自分のAWSアカウントで作業する必要はないので費用は発生しませんでした
    セッションはワークショップの具体的な説明や解説が書かれたサイトをみながらハンズオン形式で進めていきます

    基本的にはみんな一人でもくもくとおこなっています
    詰まったり+αで質問したいことがある場合はその場で講師やスタッフに質問できます
    ワークショップの分量が多いこともあり、私も終わらないワークショップがありました
    ワークショップによっては公開されているものもありますが、ないものもあるので後学にいかすためには記録に残せるようにしてくおくといいと思います

    会場の様子 ↓

    GameDay

    Gamedayは与えられた課題を解いていき参加者同士で順位を競うセッションです

    今回私は Expoで開催されていたGamedayに参加しました
    Expoで開催されているもの以外にも他セッションのように各会場で開催されているものもありそちらが一般的なGamedayになります

    ExpoでのGamedayは指定された時間はなく参加したいタイミングで参加できました
    私の参加したGamedayだと一人でもチームでも参加できました
    ワークショップ同様にラボ環境が与えられそこで作業をおこないます
    Gamedayはre:Inventの中でも人気の高いセッションで参加予定の場合は早めの予約をおすすめします

    Expo について

    様々な企業がブースを出して自社の新サービスなどを紹介している会場です

    主に5つのエリアがありました

    • infrastructure Solutions Zone
    • Data Zone
    • Security Zone
    • Developer Solutions Zone
    • AWS for Industries Pavilion

    私はDeveloperだったのでDeveloper Solutions Zoneを主に回りました
    Dockerやgithubなど普段使っているサービスだけでなく、普段の開発経験を向上させるサービスも多くあり使ってみたくなるようなものばかりでした
    また会場中にドリンクや軽食があるので食べながら参加でき、夕方にはアルコールも提供されます
    Expoでは実際にサービスについて企業の人と話せるので刺激がありre:Inventにきたらセッションだけでなくこちらも回ってみることをおすすめします

    初日のオープンと同時に多くの人が入場していきました

    会場の様子 ↓

    re:Play について

    re:Play は re:Invent の最終日の前日夜に開催された打ち上げパーティーです
    主にライブとアクティビティがありました

    ライブは2会場ありどちらも多くの人でにぎわっていました
    アクティビティは数多くなじみ深いものだとドッジボールがありました

    今回私は1時間ほどのみ参加となってしまったので次回参加の機会があればライブ等も全力で楽しんでいきたいと思っています

    会場の様子 ↓

    ライブ ↓

    アクティビティ ↓

    エンジニア同士のネットワーク作り

    世界各国から様々なエンジニアが訪れています
    多国籍な多業界のエンジニアと話をすることで刺激になります
    日本でのイベントと違ってラスベガスのイベントだからこその醍醐味だと思います
    セッションやExpoで関わるだけでなく ミートアップ専用のセッションもあるみたいでした
    ネットワーク作りが目的の人はこちらを訪れると良いかもしれません

    食事

    食事は基本的に会場内で全て完結できます

    朝食や昼食はいくつかのホテルに専用のとても広い会場があります ↓

    食事はこんな感じです ↓
    朝食でも甘めのもの多かったです

    テイクアウト用のごはんもあります ↓

    認定者ラウンジや廊下にもいたるところにこんな感じでドリンクや軽食が置かれています ↓

    アクティビティ

    re:Inventにはkeynoteやセッション以外にもアクティビティが多くあります
    現地でお話をした日本人の方から聞いたのですが5kmマラソンといったアクティビティもあったみたいです
    アクティビティの専用の会場がありました
    フットボールやゴルフ、カードゲームなどたくさんありました

    チームゲームが多めなので同行している方と複数人で訪れるといいかもしれません!

    それ以外にも息抜き用のゲームなどもできます ↓

    SWAG

    SWAGはお土産の事です
    re:Invent参加にした際にもらえるSWAGやExpoでもらえるSWAGだけでなくセッションでもサービスのステッカーなどをもらえたりします
    SWAG以外にもAWSの公式グッズショップもあったので気に入ったものがあったら買ってみてはいかがでしょうか?

    今回もらったSWAGはこちらです ↓
    普段使っているサービスのSWAGももらえたのでうれしかったです!

    まとめ

    読んでいただきありがとうございます
    re:Inventはセッションだけでなくアクティビティなど色々盛りだくさんなイベントでした
    今回私は re:Inventに参加してみてこの規模のエンジニアイベントに参加したことがなく圧倒されました

    それと同時に世界中のエンジニアと関わる中でエンジニアリング対する熱量や考え方に触れ、AWSをもっとマスターするだけでなく技術力を上げていきたいとモチベーションがとても向上しました

    本記事が次回参加者の参考になれば幸いです!!

    ※本記事は2023年12月時点の情報です。

    著者:マイナビエンジニアブログ編集部