インタビュー

ワーママ管理職の座談会!仕事と育児の両立についてのホンネ

マイナビには、仕事と子育てを両立しながら活躍しているワーママがたくさんいます。そこで今回、育児をしつつ管理職としてマネジメントに携わっている先輩社員たちを直撃。職場復帰後の働き方や仕事と育児を両立させる工夫、ワーママにとってのマイナビの魅力などについて、ホンネで語ってもらいました。

プロフィール

I.Mさん

システム統括本部 IT企画推進部 IT企画推進課 課長

独立系SIerを経て2018年にマイナビへ。主に、ITインフラの構築などに携わる。2021年5月から、1年ほど産休・育休を取得。復帰後に時短勤務をしながら課長へ昇格し、部署異動を経験する。現在は2歳の男の子を育てつつ、エンジニア部門の人材育成や組織の活性化につながる施策の企画などを担当している。

H.Mさん

コンテンツメディア事業部 メディア戦略統括本部
システムマーケティング統括部 システム開発2課 課長

2014年に外資系ITコンサル会社から転職。新規のメディアやサービスの立ち上げを経験し、2018年からは課長としてマネジメントに携わる。産休・育休を経て2021年10月に復帰後は、マイナビニュースのビジネス/ITに特化した派生メディア『TECH+』の保守・運用を担当。2歳の女の子のママで、現在第二子を妊娠中。

M.Mさん

HRシステム事業部 ナビシステム統括部
就職ナビシステム運用・開発部 システム運用・保守開発課 課長

新卒でWeb系のITベンチャーに就職。自社サービスの開発に携わった後、2012年にマイナビへ。2017年に課長に昇格し、2020年に産休・育休から復帰したタイミングで、新卒向けの就職サービス『マイナビ20XX』のシステム運用・保守を担う部門へ異動。現在は、2歳の男の子を育てながら、フルタイム勤務で活躍している。

マイナビ_ワーママ座談会1
▲左からI.Mさん、H.Mさん、M.Mさん

復帰後、自分らしい働き方が選べるのが大きな魅力

産休・育休を取得するにあたって、不安だったことは?

M.M:復帰後、自分の居場所があるかどうかということ。産休・育休で後任に課長職を引継ぎ、自分のポストはなくなることが決まっていたんです。そんな状況下で、1年以上休んだ後に戻る場所があるのかな、と不安でした。復帰する1ヵ月ほど前のタイミングで、上司に「戻るところはありますか?」と連絡しました。すると、上司がいくつかの候補を提示してくれて、現在所属する部署で復帰することになりました。

H.M:私も同じ気持ちでした!産休・育休に入るちょうど1ヵ月ほど前に組織変更の話を聞かされ、自分の立ち位置が中途半端に…。復帰後に居場所があるんだろうか、と不安でいっぱいでした。ですがM.Mさん同様、上司が複数の候補を提示してくれて、最後は安心して復帰することができました。育休中は焦りの気持ちもあって、簿記2級の資格を取得しました。今の仕事に直結するものではありませんが、これから自分のキャリアをより広げる際に活かしていきたいと思っています。

I.M:私はもともと在籍していた部署へ復帰することが決まっていたので、先輩たちのような心配はありませんでした。私の時はコロナ禍で帰省のハードルも高く、里帰り出産ができるか不安でした。結局、無事に里帰り出産できたのですが、実家に帰ってからしばらくは隔離生活を送るなど大変な思いをしました。

復帰後は、どのような働き方をしているのですか?

M.M:私はこれまで通り、フルタイムで働いています。8時30分に出勤すれば、フルタイム勤務でも保育園のお迎えに間に合うんです。ただ復帰してからは、残業はまったくしなくなりましたね。

H.M:すごい!私は時短勤務を活用しており、勤務時間は9時30分から16時までです。また、当社ではリモートワークを導入しているため、2人目を妊娠している今は、その日の体調や業務によってリモートワークと出社を併用できるのはありがたいですね。

I.M:当社ではMAX2時間の時短勤務ができ、出退勤時間も自分のライフスタイルに合わせてフレキシブルに調整できるのが特徴ですね。私は9時15分に出勤し、16時30分まで働いています。

マイナビ_ワーママ座談会2

大切なのは、チーム内の情報共有を徹底すること

子育てをしながら働くようになって、変化したことは?

M.M:時間の使い方が、大きく変わりました。子どもがいなかった頃は、残業をする前提で一日のスケジュールを組んで仕事をしていた感じ。けれども今は、18時に必ず保育園にお迎えに行かなければいけないので、時間を強く意識するようになりましたね。また、早寝早起きの規則正しい生活が習慣化しました。食事も三食しっかり摂るようになり、週末は公園で子どもとカラダを動かして遊ぶなど、健康的な生活になりました。

H.M:今は子どもの急な発熱や病気で、いつ会社を休まなければならなくなるかわからない状態です。だから私も、自分がいなくても仕事がまわる体制づくりを心がけるようになりました。また、人との接触が遮断されたコロナ禍での産休・育休を経験したことで、仕事ができることのありがたさを痛感しました。復帰してからは、「お金のために働く」というよりも、「生きるために働く」という考え方にシフトしましたね。

I.M:その気持ち、すごくわかります!育休中はほぼ子供と2人きりの生活で、社会との接点が激減しました。そのため段々と追い込まれてしまい「私は必要な存在なのだろうか..」と不安を感じるように。なので私の場合は、復帰できることがとても嬉しかったです。仕事を通して新しいことを経験したり、学んだりすることも刺激的ですし、同僚との会話や仕事を通じて新しい出会いがあるのも楽しいです。ですから復帰してからは、より前のめりに仕事に打ち込むようになりました。その甲斐あってか、今年の4月に異動と同時に課長に昇格することができました。

仕事と育児の両立で、工夫していることは?

M.M:自分にしかできない仕事を、極力つくらないこと。子どもの体調不良での急なお休みは、どうしても避けられません。そんなときでも支障が出ないよう、私たちの課では業務を必ずメイン&サブの2名以上で行うようにしています。メイン担当者が不在のときでも、サブ担当者が内容を理解しているので、スムーズに対応できるのが特徴です。このメイン・サブ担当制を導入したことで、メンバーも休みをとりやすくなりました。

H.M:私も、自分一人でする仕事をできる限り減らし、チーム全体のタスクとして共有しています。同時に、タスク管理やスケジュール管理をしっかり行うことを重視しています。そのおかげで、チーム全体が当事者意識をもって仕事に臨んでくれて、タスク漏れやスケジュール遅延が減りチーム全体の業務が効率的に回るようになりました。メンバーに任せられる部分はどんどん任せながら、自分自身の役割をしっかりと果たすように努力しています。子育ても同じで、夫や私の妹、両親、義理の両親などに頼りながら乗り切っているんですよ。

I.M:先輩たちと同じで、仕事も育児も一人だけが知っている状態をできるだけ避け、情報共有を徹底しています。子どもの体調不良や行事などで周囲に迷惑をかけてしまうこともあるのですが、快く対応してくれるメンバーばかりだからこそ逆の状況になったときは全力でサポートしたいですね。そのためにメンバーが気持ちよく働ける環境づくりに努めています。限られている時間での勤務だからこそコミュニケーションの取り方には気を付けて、お互いに感謝の心を忘れないよう日々意識しています。

マイナビ_ワーママ座談会3

子育てをしながらでも、キャリアアップを目指せる環境

仕事と育児の両立という視点から見た、マイナビの魅力は?

M.M:当社の魅力は、ライフステージが変化しても安心して働けることだと思います。時差出勤をすれば私のようにフルタイム勤務が可能ですし、気兼ねなく時短勤務をすることもできます。誰もが理想の働き方を実現できる職場だと言えるでしょう。また、男女を問わず子育てをしながら働いている上司が多数いらっしゃいます。気持ちを理解してもらいやすいですし、いろいろなアドバイスをもらえるのもありがたいですね。

H.M:当社は、子育てへの理解がある職場ですよね。子どもが入院したことがあったのですが、仕事面でもメンタル面でも周囲のサポートにとても助けられました。現在2人目を妊娠中なのですが、次は安心して産休・育休に入れます。

I.M:時短勤務中の私が課長に抜擢されたように、当社は子育てをしながらでもキャリアアップを目指せる環境だと思います。仕事も育児も諦めずに、どちらも全力で頑張れるのが大きな魅力ですね。

最後に、今後の目標を教えてください。

M.M:自分が仕事と育児を両立しながらバリバリ働くことで、「私にもできそう!」と後輩の女子たちに安心感を与えたい。少なくとも、「出産しても自分のキャリアは終わらない!」という希望を持ってもらいたいです。また、課長から先のワーママのロールモデルがまだまだ少ないので、自分がそうなれるよう頑張っていきたいです。

H.M:現在のペースで仕事と育児を両立しながら、オフショア開発の経験を活かし、海外ベンダーを活用した開発体制の構築に挑戦してみたいです。また、育休中に取得した簿記の資格を武器に、事業全体の財務状況を把握したうえでアクションを起こせるようになりたいと思っています。復帰するまでは不安も多かったですが、多くの人に支えられて務めることができています。だから今度は私が、下の世代を支える立場になりたいですね。

I.M:新しい部署で課長に就任して、4ヵ月が過ぎました。今後はさまざまな施策や手段を講じて新卒・中途社員の採用&育成の強化を図り、組織のボトムアップを実現していき、部下だけでなく組織全体のメンバーが働きやすい環境を作っていきたいと思います。

撮影:青柳 司(デジタルテクノロジー戦略本部)

※本記事は2022年09月時点の内容です。

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