インタビュー
社員インタビュー【8】マイナビサービスの安定稼働をインフラ面から支えるI.Yさん(SE/インフラ)
はじめに
就活時代に頻繁に利用していた『マイナビ2019』の舞台裏に興味を抱き、就職先としてマイナビを選んだというI.Yさん。現在は、マイナビのさまざまなサービスの安定稼働を支える、インフラまわりに携わっている。これまでオンプレミス環境で稼働していたサービスを、近年は世界的なクラウドサービスである、AWSを活用したパブリッククラウドへの移行を部全体で推進し、本人もそれに携わっている。先端技術に触れながら、日々自分をバージョンアップさせているI.Yさんの仕事ぶりを通して、マイナビで働く魅力に迫る。
プロフィール
I.Yさん
デジタルテクノロジー戦略本部 エンジニアリング統括部
インフラソリューション部 インフラシステム2課
大学時代は情報系学部に在籍し、学会などで利用されるデモビデオの制作を支援するアプリの開発や、地域の特色をクイズにした映像の制作などに携わる。2019年に、新卒としてマイナビに入社。以来、『マイナビ転職』『マイナビウエディング』といったサービスのミドルウェアやネットワーク領域の運用、AWSを活用したアーキテクチャの構築などを経験してきた。オフには友人とダーツやビリヤード、ポーカーゲームをしたり、自宅で動画鑑賞を楽しんだりしている。
周囲の手厚いバックアップ体制のおかげで安心デビュー
当社に興味を持ったきっかけは、就活時代に最も頻繁に利用していた『マイナビ2019』が、どのように開発・運用されているのか知りたいと思ったことでした。企業研究を進め、説明会に参加するなかで、事業領域の幅広さにびっくりしたことを覚えています。当時でも40~50のサービスを展開しており、各サービスの実態からさまざまな経験を通して自分の可能性を広げていけそうな点に魅力を感じました。
また、企業研究を通してエンジニアと一言で言っても多彩な活躍のフィールドがあることを知りました。その中でも学生時代に講義や書籍などを通してネットワーク系について学んでいたこともあり、これまで得た知識を業務に活かしたいと考えました。働きやすい制度がしっかり整っている大手企業だったことも、当社を選んだ理由のひとつとなりました。
入社後は、一般ユーザー向けのサービスの安定稼働を支える、インフラまわりを担当しています。新人時代は、研修と実践を組み合わせた教育スタイルのもと、一歩ずつ知識を吸収していきました。3~4ヵ月間の研修を通して、ネットワークやプログラミング、データベース、クラウドなどの基礎知識を習得しました。
配属当初は、各サービスの 担当から依頼を受けて、依頼の窓口やミドルウェアの設定変更などを担当しました。また、先輩と一緒にプログラミングを行っていく“ペアプロ”を通して、業務効率化ツールの構築にもチャレンジしました。
安心してキャリアの一歩を踏み出せたのは、周囲の手厚いバックアップ体制のおかげです。高いインフラ知識やプログラミングスキルを有した先輩方が丁寧にレクチャーしてくれた事で、疑問を解消していくことができました。疑問に対する質問に答えてくれたことももちろんありますが、場合によってはヒントを与えて自分で考えるよう導いてくれました。自分のために快く時間を割いてくれた先輩たちには、今でも感謝しています。
AWSを中心としたクラウドの幅広い知識やスキルを身につけられる仕事
現在は、オンプレミスのプライベートクラウドからパブリッククラウドへの移行を部全体で推進しており、業務に携わっています。パブリッククラウドへ移行することで、金銭・運用コストのカットが期待できます。一例として、ミドルウェアやネットワーク等の設定を変更する際も、現状よりも大幅にスムーズに対応できるようになり、大きなメリットが期待できます。
パブリッククラウドへの移行は、私が入社した頃から進められている一大プロジェクトです。そのなかで、私は各サービスのAWS環境全体に関わる共用リソースやセキュリティインフラの構築の一部を担当しています。システムの安全性・可用性を高める事でサービスをより安定的に稼働させる事が我々のミッションです。そのほか、今後は社内のAWS力の向上を目指し、学習環境の用意や仕組み作りについて準備を進めています。
パブリッククラウドへの移行に関する業務を通して、専門知識が身についてきていると実感しています。操作はクラウド上で完結し、サーバレス等により運用負荷が軽減されるため、技術の習得に集中できます。AWSへの理解を深めることで出来ることが増えていくのはとても嬉しいです。今後もモチベーションを維持しながら新しい知識を取り入れ、マイナビサービスのインフラ統制に貢献できたらと思っています。
先にも言いましたが、社内全体としてのAWS力の向上も、ミッションのひとつです。初学者でも安心して使える環境作りや、AWSの学習サポートを行い、当社のシステム担当者を中心にAWSへの理解を深めてもらうことを目指します。
私たちの仕事は、チームプレーが欠かせません。ですから、相手の立場に立って物事を考え、コミュニケーションを図ることを心がけています。また、社内のメンバーとは役職や年代に関係なく、フラットに接することを意識しています。在宅ワークの関係でチャットツールを頻繁に利用しますが、その際には、相手と同じもしくはそれ以上に絵文字やスタンプを利用するようにしています。
エンジニアが快適に働ける環境が整っているのが魅力
当社には、先端技術を積極的に取り入れたり、学んだりという風土が根づいています。私にとってのAWSがそうであるように、多分野において、常に新しいことを吸収していけるのが魅力かなと思います。勉強会を開催したり、技術知識を記事やブログ等に残す事でインプット・アウトプットの機会が設けられ、スキルアップのサポート体制がしっかり整っているのもポイントかなと思います。また、身近に目標となる先輩がいることで、たとえへこんでも「頑張ろう!」と前を向くことができます。
最近、ITファーストで会社を盛り上げていこうという気運が高まってきているように思います。その影響もあってか、会社が外部の勉強会やワークショップへの参加を促してくれたり、キレイで広々とした執務スペースを用意してくれたりと、エンジニアにとって働きやすい環境が用意されています。そのほか、表彰制度やテレワークの制度もあり、やりがいも感じられます。「ウェルビーイング」をスローガンに掲げているだけあり、とても快適な職場だと感じています。
現在は業務にあたりながら、日々アップデートされていくAWSのサービスをキャッチアップし続けているところです。今後の目標は、自分がインプットした知識やスキルを、他の部門のエンジニアたちに広めていけるまでに成長すること。そのためにも、AWS関連の資格取得などに積極的にチャレンジしていきたいと考えています。
私自身がそうだったのですが、新人時代はわからないことだらけ、できないことだらけです。学習意欲や継続して学び続ける力があれば、ゼロからのスタートでも何とかなります。ですので、自信がなくても安心して飛び込んできてくれて大丈夫です!積極的に質問してきてくれたら、こちらも教え甲斐を感じられて嬉しいですね。
就活生の皆さんに伝えたいのは、内定は決してゴールではないということ。ですから、入社後のことも見据えながら、妥協することなく会社選びを行ってみてください。また、なかなか内定がもらえないからといって焦る必要はありません。不安になったり自信をなくして落ち込んだりすることもありますが、チャンスはいくらでもあるので、美味しいご飯を食べて気持ちを切り替えて頑張ってください。
※本記事は2023年02月時点の内容です。