インタビュー

現場エンジニアの仕事ぶりを紹介【1】 M.Mさん(開発エンジニア)

就職活動中、先輩社員の人柄のよさと自分らしく働ける社風に魅力を感じて、マイナビを志望したというM.Mさん。大手企業ながら完全に外注するのではなく、自社で開発や運用を手掛けている点にも惹かれたという。入社後3年間で、社内の業務効率化ツールの開発や自社サービスのWebアプリケーション開発など、自らが主役となって幅広い業務を担当。現在は、ある大きな内製化プロジェクトに携わっている。手厚い教育制度や万全のフォロー体制のもと、着々と力をつけている若手エンジニアのこれまでの軌跡を追った。

プロフィール

M.Mさん

デジタルテクノロジー戦略本部 エンジニアリング統括部 ITディベロップメント2部 開発3課

大学時代は、理工学部応用情報工学科に在籍。顔のレントゲンの立体撮影を可能にする、「2.5次元歯科骨格画像」を生成する研究に携わる。2018年に、新卒でマイナビに入社。これまでの3年間で、Webアプリケーションや業務効率化ツールの開発のほか、自社システムの内製化プロジェクトなどを経験してきた。休日は、映画鑑賞やバンド活動、散歩、古着屋めぐりをして過ごすことが多い。また、スニーカーを集めるのが趣味で、自宅には30足以上の靴があるという。履かないスニーカーは、フリーザーバッグに入れて大切に保管しているとか。

「学びたい」という意欲に全力で応えてくれるから、安心して成長できる

エンジニア職に絞って就職活動を進めるなかで、私が大切にしていたのは働く人の人柄や社風。説明会や面接を通じて、先輩社員の人柄のよさや仕事に対する思いを感じ、こんな方々と仕事をして成長したいと感じたのが入社の決め手です。またマイナビでは、服装や髪型の自由度が高く、自分らしいスタイルで働けることも魅力でした。

当社では、ネームバリューのある自社サービスを多数展開。仕事の成果を実感できる機会がたくさんありそうだったことも、魅力に感じたポイントです。意外だったのは、自社で開発や運用を行っているサービスがたくさんあったこと。大企業ということもあり、開発や運用は完全に外部に委託していると思っていたので驚きました。この会社でなら開発の最前線に立ち、エンジニアとしてのスキルを高めていけそうだと感じ、入社することにしたのです。

プログラミング経験はあったものの、Web系の知識やスキルはまったくなかった私。けれども当社は、会社をあげて新人の成長を後押ししてくれる環境です。先輩にわからないことを質問したところ、仕事の手を止めて1時間ほど向き合ってくれたことも。口で説明するだけでなく、私の隣で実演しながら一つひとつ丁寧にレクチャーしてくれたこともありました。面倒見のいい先輩たちのおかげで、安心してキャリアの一歩を踏み出すことができたのです。

使ってみたいツールや学んでみたい技術があれば、どんどん取り込んでいけるのも大きな魅力。その際も先輩がしっかりサポートしてくれるほか、社内外の研修にも積極的に参加させてもらえます。「学びたい」という意欲に、全力で応えてもらえるので、スピーディに成長していくことが可能。他社でエンジニアをしている友人に当社の教育体制を話すと、すごくうらやましがられます。

先輩エンジニアは、新しい技術に対するアンテナを常に張り巡らせている人ばかり。セキュリティに関する技術は、日々進化するサイバー攻撃との「いたちごっこ」に陥りがちです。そんななか、社内のコミュニケーションツールを通して、先輩たちが発信してくれる最新の情報をキャッチアップできるので安心。エンジニアとして成長していくうえで、最高の環境が整っている会社だと実感しています。

入社2年目で、自分が中心となって社内システムの内製化を実現

ソリューションコンサルティング課に所属する私の仕事は、Webアプリケーションや業務効率化ツールの開発、サイト構築など。新人時代に携わったのは、営業の業務効率化ツールの開発です。具体的には、メールや社員のプロフィールサイトの管理を簡素化するためのツールなどを手掛けました。ニーズのヒアリングから運用まで、自分が中心となってトータルで関わることができたのです。

入社2年目には、障がい者に特化した人材紹介サービスを手掛ける『マイナビパートナーズ』のWebアプリケーションの開発や、企業のニーズに合わせて社宅を提供する『マイナビBiz』のWebアプリケーションの改修を経験。インターネット検索をして、自分が携わったサイトが表示されたときは、うれしい気持ちでいっぱいになりました。

大きな達成感を味わえたのは、入社2年目に担当した「ピアボーナス」システムの内製化プロジェクトです。「ピアボーナス」というのは、仕事の成果や日常の行動に対して、社員同士で感謝の気持ちを伝え合う仕組みのこと。社員のモチベーションを高めるツールとして、当社だけでなくさまざまな企業で導入されています。Web上で感謝の気持ちを伝えるそのシステムを、自社で開発することに。このプロジェクトに中心となって携わることで、Webアプリケーションからサーバ、セキュリティまで、幅広い知識やスキルを身につけることができ、大きな自信につながりました。

ただ開発途中には、アプリケーションが重すぎるなど、大きな壁に何度もぶつかりました。想定外のトラブルが発生するたびに原因の仮説を立て、地道に一つひとつ検証。そうやって問題の根幹を探り、自分の力で解決していくスキルを得られたことが一番の収穫でした。

「ピアボーナス」システムのプロジェクトの成果が評価されたのか、入社3年目である大きな内製化プロジェクトのメンバーに抜擢されました。自分一人で行った前回とは違い、現在は5名のメンバーとともにプロジェクトを進めています。大切なのは、それぞれの想いや意見を反映しながら、チーム一丸となって開発にあたること。今は、チームプレーの大切さや難しさを学んでいるところです。このように、当社は次々にチャンスを与えてくれる会社。社歴や経験に関係なく、若手のうちから活躍できるのです。

「使いやすい」「便利」など、反応がダイレクトに返ってくるのがうれしい

私たちの部署は、社内からツールの開発やサイトの構築を依頼されることが多々あります。その際に気をつけているのは、やるべきことの優先順位をしっかりつけること。今すぐに対応する必要がないものに時間をかけてしまうと、機会損失のリスクがあるからです。そのため、常に物事を順序立てて考え、ベストなプランを立てるようにしています。

また、「こういうものが欲しい」という抽象的なオーダーをされることが少なくありません。そんなときは、自分たちエンジニアの視点ではなく、依頼者の視点で物事を考えることを重視。そうすることで、「もっとシンプルにしよう」「もっとわかりやすい配置にしよう」といったアイデアが浮かんでくるのです。あれこれ工夫した結果、「使いやすい」「便利」というリアクションをもらえると、言葉で言い表すことができないくらいの喜びを感じます。

入社から3年以上が過ぎましたが、まだまだ自分の力不足を実感する日々。今後はもっと多くの開発経験を積み、さらなるスキルアップを目指したいと考えています。そして、大きなプロジェクトを自分が中心となって動かせるようになっていきたいです。

人材育成に力を注いでいる当社では、出身学部・学科を問わず、どんな方でも活躍できると思います。実際、現在携わっている内製化プロジェクトのリーダーは文系出身者。周囲にも、プログラミング経験ゼロでキャリアをスタートさせたエンジニアがたくさんいます。柔軟に物事を吸収していく姿勢や成長意欲さえあれば、入社後の頑張り次第でいくらでも自分の可能性を広げていけるでしょう。

ですから、就職活動では「文系だから」「理系だから」といって、最初から選択肢を狭めてしまわないようにしてください。それよりも大切なのは、「おもしろそう」「挑戦してみたい」という好奇心。学生時代に学んだこととまったく関係がない分野でも、興味をもった会社の説明会には積極的に参加するようにしましょう。やってみたいと思える仕事なら、入社後きっと学ぶ努力を続けられるはず。率先して意欲的に学ぶことでスピーディに成長でき、そのことが自信ややりがいにつながって、成長をさらに加速させてくれると思います。

一日のスケジュール

11:00

時差出勤で出社。出社後すぐにメールチェックと本日のスケジュール確認。その後、ソフトウェア開発プラットフォームで開発メンバーのタスク状況や自分のタスクの確認をします。

11:15

開発チームで朝会。メンバー同士で現在開発中の進捗や本日行うタスクの共有をします。

11:30

システム開発業務を開始。開発以外の業務が入ってこない限り、開発に集中できます。

13:00

ランチ。仲のいい同僚と一緒に食べに行くことが多いです。

14:00

午後も引き続き、開発を進めていきます。開発メンバーが追加・修正したコードに対してレビューを行います。

17:00

開発チームで夕会。開発が難航している箇所があれば、共有し開発メンバー内で解決策を思索します。

20:00

区切りのいいところで退社。残業をする日もありますが、進捗次第で明日に回したりします。

※本記事は2021年03月時点の内容です。

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