テクノロジー

削除保護が有効化されたRDSやらAuroraやらを消したい

今回はRDSやAuroraで削除保護が有効化されていて削除できない!という場合の対応方法をまとめました。

削除保護が有効になっています

そもそも削除保護機能とは

Amazon RDSデータベースインスタンスとAmazon Auroraデータベースクラスタに対して有効化が可能です。
削除保護を有効化することで、いかなるユーザによっても削除ができなくなります。
それによってうっかりミスでデータベースを削除してしまった!というのを防ぐことができます。

削除保護が有効化されたデータベースを削除するには

データベースの削除を試みる

削除したいデータベースを選択>アクション>削除

データベースの削除を試みる

削除保護が有効化されている場合、このようなメッセージが表示されます。

削除保護が有効になっています

データベースの設定を見に行くと、確かに削除保護が「有効」になっていました。

データベースの設定から削除保護「有効」を確認

削除保護の無効化を試みる

データベースを選択>変更>追加設定

削除保護の有効化を解除します。

削除保護の有効化を解除

データベース削除をすぐに行う場合は、変更のスケジューリングで「すぐに適応」を選択します。
※「次回の定期メンテナンス期間中に適用」を選択すると、変更の反映までに時間がかかりますので注意してください。

変更のスケジューリング

もう1度データベースの削除を試みる

無事、削除ができました。

無事削除ができました

注意点

Auroraの場合、クラスタに削除保護の有効化がかかっています。
ですのでインスタンスではなくクラスタの設定を変更し、削除保護を無効化する必要があります。

ちなみに私はインスタンスの方で削除保護の解除を試みようとし、削除保護解除の欄がない!と非常に焦ってしまいました。
インスタンスの方で削除保護の解除を試みた場合

※本記事は2022年08月時点の内容です。

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