2022/08/02

テクノロジー

削除保護が有効化されたRDSやらAuroraやらを消したい

この記事の目次

    今回はRDSやAuroraで削除保護が有効化されていて削除できない!という場合の対応方法をまとめました。

    そもそも削除保護機能とは

    Amazon RDSデータベースインスタンスとAmazon Auroraデータベースクラスタに対して有効化が可能です。
    削除保護を有効化することで、いかなるユーザによっても削除ができなくなります。
    それによってうっかりミスでデータベースを削除してしまった!というのを防ぐことができます。

    削除保護が有効化されたデータベースを削除するには

    データベースの削除を試みる

    削除したいデータベースを選択>アクション>削除

    削除保護が有効化されている場合、このようなメッセージが表示されます。

    データベースの設定を見に行くと、確かに削除保護が「有効」になっていました。

    削除保護の無効化を試みる

    データベースを選択>変更>追加設定

    削除保護の有効化を解除します。

    データベース削除をすぐに行う場合は、変更のスケジューリングで「すぐに適応」を選択します。
    ※「次回の定期メンテナンス期間中に適用」を選択すると、変更の反映までに時間がかかりますので注意してください。

    もう1度データベースの削除を試みる

    無事、削除ができました。

    注意点

    Auroraの場合、クラスタに削除保護の有効化がかかっています。
    ですのでインスタンスではなくクラスタの設定を変更し、削除保護を無効化する必要があります。

    ちなみに私はインスタンスの方で削除保護の解除を試みようとし、削除保護解除の欄がない!と非常に焦ってしまいました。

    ※本記事は2022年08月時点の情報です。

    著者:マイナビエンジニアブログ編集部