インタビュー

入社2年目を迎えた、同期入社の韓国人エンジニアの本音座談会【vol.2】

はじめに

韓国で開催された就活イベントで当社と出会い、2023年から日本でエンジニアとしてキャリアをスタートした韓国人エンジニアたち。異なる文化や価値観のなかで着実に成長を続ける彼らに、入社後のギャップや職場の仲間との関係、会社の魅力、オフタイムの過ごし方などについて伺いました。合わせて、エンジニアとして日本で働きたい方に向けたメッセージも紹介します。

プロフィール

M.Sさん

デジタルテクノロジー戦略本部 エンジニアリング統括本部
クラウドインテグレーション統括部
インフラシステム部 インフラシステム2課

韓国でコンピューター工学を学んだ後、エネルギー・機械関連など複数の仕事を経験。その後、アルバイトをしながら独学でITスキルを習得する。日本語を学んでおり、親日派だったことから、29歳でマイナビへ。現在は、インフラシステム構築や内製開発に携わる。

P.Wさん

デジタルテクノロジー戦略本部 エンジニアリング統括本部
クラウドインテグレーション統括部
インフラシステム部 インフラシステム3課

大学では、機械自動車ロボット部品工学部に所属。四大力学を学び、3年生以降はAIやセンサーの研究に携わる。学生時代の交換留学がきっかけで日本での就職を視野に入れるようになり、マイナビに入社。インフラエンジニアとして、インフラシステムの構築や内製開発を担当している。

P.Sさん

デジタルテクノロジー戦略本部 エンジニアリング統括本部
ITディベロップメント第2統括部
ITディベロップメント2部 開発2課

19歳のときに来日し、日本語学校に通った後、日本の大学の経営学部に進学。卒業後は韓国に戻って、1年半ほどITスキルを学ぶ。その後、自分をより成長させるために、日本企業への就職にチャレンジ。マイナビに入社し、現在は紹介事業領域各種のサイト改修などを任されている。

N.Sさん

ビジネスイノベーション統括本部
ITソリューション第4統括部
ディレクション2部 独立推進事業ITソリューション課

韓国の大学でデジタルメディアデザインを学び、「海外で働きたい」という夢を実現させるために日本で就職。求人サイト『マイナビバイト』の保守開発を経て、現在は独立開業や起業を考えている人の総合情報サイト『マイナビ独立』の保守開発に携わっている。

想像以上に働きやすい職場だったから、入社前の不安がすぐに安心へ!

――日本に来てカルチャーショックを感じたことは?

M.Sさん

私たち韓国人は、思ったことをストレートに相手に伝えるのが普通です。けれども、日本人はオブラートに包むことを美徳と考えます。最初はその点に戸惑いましたが、「郷には入れば郷に従え」ということわざがあるように、日本人に合わせるようにしました。

P.Wさん

日本に来て驚いたのは、韓国と比べて家賃が高いこと。また、韓国の賃貸物件には家電や家具がついているのが基本ですが、日本ではエアコン以外は自分で揃えないといけないことにびっくりしました。

P.Sさん

大学時代の4年間を日本で過ごしたこともあって、あまりギャップを感じたことはありません。また、「韓国と違うな」と思うことがあっても、受け入れるよう心がけています。

N.Sさん

来日して感じているのは、「日本人だから」「韓国人だから」という違いではなく、“人次第”だということ。だから、あまりカルチャーショックを感じたことはないですね。

――入社後に感じたいい意味でのギャップは?

M.Sさん

入社前は、「職場に馴染めるかな…」「仕事についていけなかったらどうしよう…」という不安がありました。けれども実際に入社してみたら、同期や先輩とすぐ打ち解けることができ、楽しく働くことができています。また、仕事で悩みがあっても気軽に相談に乗ってくれる方ばかり。想像以上の居心地のよさに驚いています。

同期や先輩たちともラフに交流。ご飯を一緒に食べてリフレッシュ

P.Wさん

上下の壁がなく、想像していたよりもフラットな社風。入社1年目から、先輩や上司に思っていることを伝えることができ、自分の話にしっかり耳を傾けてもらえてうれしかったです。

P.Sさん

会社に対して、競争社会というイメージを抱いていました。けれども当社は、競い合うというよりも「助け合いながら一緒に成長していこう」という風土が根づいている会社。その点が、入社後に感じたいい意味でのギャップです。

N.Sさん

日本で大きな話題を呼んだ人気ドラマの影響で、「パワハラされたらどうしよう」と勝手におびえていました。けれども、入社後すぐに余計な心配だったと実感。ミスをしても怒られることはなく、逆に失敗から学びを得たことをほめられ、驚いたことがありました。

“人”が魅力の会社だから、どんな人材でも自分らしく輝ける

――職場の仲間とはどんな関係ですか?

M.Sさん

先輩も同期も気が合う仲間が多く、素の自分を出して働くことができています。また、私は自分から積極的にいろいろな人に話しかけるタイプ。まだ入社2年目ですが、部署の垣根を超えて社内人脈が大きく広がりました。最近では、「○○に詳しい人を紹介してくれない?」と、相談される機会も増えました。

P.Wさん

私の部署はコミュニケーションが取りやすい雰囲気なので、特に人間関係で悩むようなことはありません。課長との1対1の面談が毎月あり、何でも気軽に相談できるのも特徴です。

P.Sさん

職場はとてもオープンな雰囲気で、新人でもすぐ馴染めました。また、相手を尊重して意見を受け入れてくれるので、仲間とはいい関係を築けています。

N.Sさん

新人時代、同期との座談会や先輩とのランチ会といった交流の機会を、会社がたくさん用意してくれたんです。そのおかげで、入社1年目から社内の人間関係が大きく広がりました。新人研修や新卒インターンシップなどを通して出会った他部門の先輩たちとも、気軽に話せる関係性です。

研修中、同期との思い出の1枚

▼ 実際の研修の様子はこちら ▼

――会社の魅力を教えてもらえますか?

M.Sさん

当社の一番の魅力は、“人”だと思います。私が壁にぶつかったときには、先輩たちが「みんな最初は初心者だったから大丈夫」「自分のペースで進めればいいよ」と励ましてくれました。また、周囲のためにアクションを起こしたときには、「ありがとう」「助かったよ」と声をかけてくれるような環境です。

P.Wさん

社歴や経験に関係なく、エンジニア一人ひとりの声を大切にしてくれるところです。AIに興味があることを伝えていたら、本業とは別に生成AIの導入を検討する仕事にチャレンジさせてもらうことができました。

P.Sさん

先輩が、常に若手のことを気にかけてくれるのが大きな魅力。私はまだまだエンジニアとしては未熟なのですが、困ったことがあれば先輩たちがすぐ「大丈夫?」と手を差し伸べてくれるので、安心して働くことができています。

N.Sさん

若手のうちから、責任ある仕事を任せてくれるところです。私は入社1年目のとき、『マイナビバイト』の大規模なデータ移行のメイン担当を経験しました。任せたら任せっぱなしではなく、フォロー体制がしっかり整っているのも魅力だと感じています。

失敗を恐れずチャレンジし、「やりたい」ことを実現してほしい!

――日本でのオフタイムの過ごし方は?

M.Sさん

友だちと会って、楽しく遊んでいます。東京のお気に入りスポットは、自然豊かな代々木公園。東京以外では、京都の嵐山の美しい景色が印象的でした。予定がない日は、家で映画やドラマを観てまったり過ごしています。

P.Wさん

休日はショッピングを楽しむほか、資格の取得や英語のスキル向上のために勉強に励んでいます。また、最近ハマっているのは“デスクテリア”。今後は、快適なホームオフィス環境をつくっていきたいですね。

お気に入りのデスクで勉強頑張ってます!

P.Sさん

ホットヨガやクライミングを楽しんでいるほか、スポーツジムに通ってリフレッシュ。旅行や散歩、カフェめぐりも好きで、アクティブに過ごしています。ちなみに、私が気に入っているスポットは秩父。大自然が満喫できて、とても気持ちよかったです。

秩父での1枚。自然が気持ちよかったです!

N.Sさん

会社の同僚と一緒に、よく国内旅行を楽しんでいます。鎌倉や江ノ島などの近場から足を伸ばして群馬までなど、いろいろなスポットに行きました。ちょうど今は、函館に行く計画を立てているところです。また、私は会社のボードゲーム部に所属。先輩たちと、ゲームをして過ごすことも多いです。

――「日本で働きたい」という方にメッセージをお願いします。

M.Sさん

「自分がどうなりたいのか」という気持ちを大切にし、失敗を恐れることなくチャレンジしてください。当社は、社会の変化や世の中のニーズに合わせて変化し続けている会社。エンジニアとして大きく成長できる環境なので、ぜひ私たちと一緒に働きましょう。

P.Wさん

学生の方は、好奇心を持っていろいろなことに挑戦してください。大学時代の交換留学がきっかけで日本で働きたいと思った私のように、そこから将来に役立つヒントが見つかるはずです。マイナビでは現在、エンジニアの採用に注力しているところ。グローバル展開も加速させているタイミングなので、私たちと共にこの会社で成長しませんか。

P.Sさん

「海外で働きたいけど、自分にできるかな…」と不安を感じている方も多いでしょう。けれども、悩んでいるイコール真剣に自分と向き合っているということだから、決して悪いことではありません。人生は1回しかないので、「やりたい」と思ったことには前向きにチャレンジしてみてください。

N.Sさん

生まれ育った国を離れて働くとなれば、大変なことも少なくありません。けれども、海外で働くからこそ得られることがたくさんあり、多くの学びや成長を手にできますよ。この記事が、少しでも皆さんの参考になったらうれしいです。

※本記事は2024年06月時点の内容です。

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