2023/02/05

インタビュー

【社員インタビュー】AIの技術を駆使した新しい価値創造に挑むM.Tさん(データサイエンティスト)

この記事の目次

    はじめに

    データ分析や予測モデルの構築によって、社内の課題解決や業務効率化の一翼を担っているデータサイエンティストのM.Tさん。データ分析の環境づくりから携わるなど、入社1年目ながら即戦力として幅広く活躍しています。マイナビで第二のキャリアをスタートさせ、着実にステップアップを遂げているM.Tさんの入社のきっかけや現在の仕事内容、やりがいなどを紹介します。インタビュー内容から、転職者が活躍できる同社の風土や雰囲気がよくわかるはずです。

    プロフィール

    M.Tさん

    デジタルテクノロジー戦略本部 データソリューション統括部 AIシステム部 AIシステム1課

    大学卒業後はSlerへ就職し、大手通信会社のデジタルマーケティングの支援業務を担当しました。その後、経験を活かしてキャリアアップできる環境を求め、転職活動をスタートさせました。2022年に、データサイエンティストとしてマイナビに入社しました。データ分析や予測モデルの構築に携わり、社内の課題解決や業務効率化に貢献しています。休日は映画を観たり、温泉やサウナでゆっくり過ごしたりすることが多いです。また、マイブームはデイキャンプで、最近はさまざまなキャンプギアを収集しています。

    データ分析や予測モデルの構築を通して、社内の課題解決を実現

    文系出身でしたが、大学時代にゼミで統計学を専攻し、データサイエンティストに興味を持ちました。新卒で、最初に入社したのはSIer。主に、大手通信会社のデジタルマーケティング支援に携わっていました。5年ほど勤めるなか、キャリアアップのための転職を考えるようになりました。そして上流工程に携わりたいと思い、新たな活躍の場を探し始めました。

    転職先として当社を選んだ理由は、経験を活かして上流工程に携われる環境だったからです。多種多様なサービスを展開していた点も、志望理由のひとつです。さまざまな事業部の課題を発見して、その施策を提案することで、自らもレベルアップできると考え、入社を決めました。

    入社して意外だったのは、課のメンバーの多くが同年代で、しかも転職者がたくさんいたこと。私の入社当時で、中途採用のメンバーが約8割でした。コロナ禍ということもあり、入社してすぐテレワーク中心の働き方になりましたが、メンバーとは毎日のようにコミュニケーションを取る機会があり、比較的スムーズに組織に馴染むことができたと感じています。

    私が携わっているのは、データ分析や予測モデルの構築を通して、社内の課題解決や業務効率化を目指していく仕事です。入社してすぐに参画したのは、求職者と企業のマッチングの精度を高めるプロジェクト。AIを活用して、求職者が入りたい企業と企業が求める求職者のイメージをスコア化していきました。

    それをもとに、レコメンド情報をブラッシュアップし、求職者と企業のマッチングの精度を大幅に高めることができました。自分一人ではなくチーム一丸となって成し遂げたプロジェクトでしたが、入社早々に大きな達成感を味わうことができたのです。

    最先端の技術で当社のサービスを進化させていけるのが魅力

    私たちのミッションは、あらゆる事業部でのデータ活用を加速させることです。すでに、さまざまな事業部とやりとりを進めています。人材領域以外にも幅広い分野で事業を展開しているので、可能性は無限に広がっていると言えるでしょう。「AIを用いて何かしたい」という声をしっかりキャッチアップし、幅広いニーズに応えていきたいと考えています。

    この仕事のおもしろさは、最先端の技術を駆使して当社のサービスを進化させていけること。メジャーなサービスに付加価値をつけ、その魅力を高めていけるのが大きなやりがいにつながっています。

    志望理由にも挙げたように、キャリアアップできるフィールドが広がっているのも魅力だと思います。前職時代は、データ分析の環境ができあがっているところに分析部隊としてアサインされたのですが、当社では分析環境づくりから携わることができるのです。初めての挑戦なので、試行錯誤の連続。けれども、クラウドで仮想環境を構築するなど、新しいチャレンジを通して多くの学びと刺激を得ることができています。

    仕事を進めるうえで大切にしているのは、依頼された事業部のメンバーとの認識をしっかり擦り合わせること。「用途は何?」「誰に向けたデータ活用?」などという目的を確認しておかなければ、意味のないものをつくってしまったり、後からやり直しが発生したりするリスクがあるからです。

    また、完成させて終わりではなく、常に改善を意識しながら仕事に取り組むことも大事だと思います。例えば、事業部のある課題に対して解決のためのアプローチを行った後も、その結果どうなったのかを共有してもらい、新しく見えてきた課題に取り組むことで、継続的にブラッシュアップできるよう心がけています。また、成功事例も失敗事例も、その要因を必ず分析します。そこから次へとつながるヒントを得ながら、自分の引き出しを増やす努力を続けています。

    中途社員であっても、1年目から大きな裁量を与えてもらえる環境

    入社して実感した当社の魅力は、さまざまな領域においてAIの技術を駆使した新しい取り組みに挑戦できること。また、それぞれの分野ならではの知識や情報の量も豊富なので、データサイエンティストとして働くうえで理想的な環境だと言えるでしょう。

    中途入社のメンバーが多いこともあって、いろいろな個性に触れられるのも特徴。自分にはない考え方や価値観に触れることで、日々大きな刺激を得ることができています。コミュニケーションが活発で、知識や情報を共有する機会も多数。他のメンバーとの何気ない会話のなかから、新たなヒントが見つかることも少なくありません。

    近年、当社ではAIに関するニーズが高まってきています。今後の目標は、さらに各事業部などとの連携を強化しながら、データ利活用の推進やノウハウの共有などを加速させていくこと。そのための取り組みのひとつとして、AIの利用促進のための説明会を実施したこともあります。AIの技術を活用することで、自社サービスや会社の発展に貢献できたら、これほどうれしいことはありません。

    中途社員であっても、1年目から大きな裁量を与えてもらえるのが当社の特徴です。「スキルを磨きたい」「キャリアアップしたい」「新しいことに積極的にチャレンジしたい」といった志向の方にとって、最適な職場だと思います。実際、私は当社に転職し、さまざまな経験を通してスキルも視野も大きく広がりました。

    就職活動では、企業研究よりもまず自己分析をすることが大事です。自分が好きなことや得意なことを振り返り、それと業界や仕事を結びつけていきましょう。好きなことや得意なことが見つからない方は、やりたくないことや苦手なことに注目し、消去法で絞り込んでいってもいいかもしれません。自分の気持ちに素直になって就職活動の軸をしっかり見つければ、途中でブレたりすることなく、理想の一社と出会うことができると思います。

    ※本記事は2023年02月時点の情報です。

    著者:マイナビエンジニアブログ編集部