インタビュー
社員インタビュー【3】『マイナビ20XX』の使いやすさ・ユーザーの満足度を追求し続けるY.Rさん(Webデザイナー)
はじめに
「制作して終わりではなく、ひとつのサービスに長く携わりたい」という気持ちが強くなり、Y.Rさんは制作会社から事業会社への転職を決意。そんななか、マイナビの企業姿勢に共感して迷わず入社を決める。現在は『マイナビ20XX』のサイトのUIデザインに携わり、立ち上げからリリース後の運用・改善までトータルで担当。サービスを育てあげていくおもしろさを味わいながら着実に成長を遂げているY.Rさんに、仕事のやりがいや職場環境などについて本音で語ってもらった。
プロフィール
Y.Rさん
就職情報事業本部 就職ナビ統括本部
ナビ統括本部 サイト推進部 サイト推進1課
(現デジタルテクノロジー戦略本部)
大学では経済学を専攻し、2013年に新卒で婚活サービスの運営会社に入社。管理部門で、経理・財務・内部監査などの業務に携わる。2016年から1年ほどWebデザインのスクールに通った後、Web制作会社に転職してWebデザイナーとしての実績を積む。2020年にマイナビに入社し、現在は『マイナビ20XX』のサイトのUIデザインを担当している。オフタイムは、趣味でWebサイトを制作したり、ドラマ鑑賞をしたりして過ごす。最近は、スキルアップに向けて資格取得の勉強も進めている。
“ユーザーである「わたし」の人生に寄り添う”という企業姿勢に共感
私は文系出身で、学生時代はWebの知識もデザインのスキルもまったくありませんでしたが、アイデアを形にすることが好きで、Webに携わる仕事がしたいと漠然と考えていました。新卒で入社した会社ではWebサービスを運営していたのですが、デザイナーなど希望の職種に就くことができなかったので、、1年ほどWebデザインのスクールに通ったのち、Web制作会社に転職し、デザイナーとしてのキャリアをスタートさせました。
そのWeb制作会社では、クライアント先に常駐してWebアプリケーションの開発やバナー・LPのデザイン、コーディングなどを担当していました。クライアントワークだったので、制作物を納品すると私の仕事はそこで終了です。ですから、自分が手がけたシステムがユーザーにどう使われているのか、効果はどれくらいあったのかなどを検証する機会はほとんどありませんでした。また、プロジェクトを転々とするワークスタイルだったので、ひとつのサービスに継続的に関わりながら、サイトの使いやすさやユーザーの満足度を追求することが難しく感じました。次第に自社サービスを展開している事業会社で働きたいという気持ちが強くなり、転職を考え始めました。
さまざまな求人情報をチェックしていくなかで、“ユーザーである「わたし」の人生に寄り添う”という企業姿勢に共感し、マイナビに興味を持ちました。デザインやコーディング、制作ディレクションなど、これまでに培ったスキルをすべて活かせる環境だった点も、魅力に感じた理由です。
最終的な決め手は、面接のスピード感です。ちょうど私が転職活動を行っていた時期は、新型コロナウイルス感染症が拡大しつつあったタイミングでした。対面での面接が延期になる企業が多かったなか、当社はオンライン面接のみで選考が完了し、時代の変化に合わせてフレキシブルに対応している会社なんだ、と好印象を覚えました。
自分の手で『マイナビ20XX』を育てていけるのが醍醐味
入社以来、私が手がけているのは新卒向けの就職サービス『マイナビ20XX』の サイトのUIデザインです。毎年のサイト公開に向けて、主に検索ページやマイページなどのインターフェースのデザイン、コーディング、制作ディレクションに携わっています。一例を挙げると、スマホサイトの検索条件を選ぶ画面のインターフェースを刷新し、、アプリと同じような見え方で、検索条件の選択や変更、削除などの操作をより直感的に操作できるようにしました。
サイトがリリースされた後は、「ユーザーに登録を促す」「企業へのエントリーを増やす」などといった目的に応じた施策を企画して実装します。初めてサイトを訪問したユーザーに利用目的を尋ねるポップアップを表示し、目的に合わせたページへと誘導する仕掛けをつくり、住んでいる地域にマッチする企業のイベント情報を紹介したりなど、さまざまな施策に携わりました。そのほか、次回のリリースに向けて実現したいアイデアを提案し、検討する会議にも参加しています。
この仕事の醍醐味は、自分の手で『マイナビ20XX』を育てていけることです。また、ユーザーからダイレクトにリアクションが返ってくることも大きなやりがいです。思いもよらなかった点が評価されることもあり、次への大きなモチベーションにつながっています。
志望理由にもなったように、制作して終わりではなく、ブラッシュアップを続けながらサイトの付加価値を高めていけるのもおもしろいところです。制作会社では味わえない、事業会社ならではの魅力だと感じています。先輩の指示通りに動いていた入社1年目と違って、今ではアイデア出しから企画、デザイン、コーディングまで、トータルで任される機会も増えてきました。それに比例して、知識の幅も大きく広がったと感じています。
チームプレーで進めていく仕事なので、大切にしているのはさまざまな認識を、要所要所ですりあわせておくことです。メンバーに施策の説明をするときや、協力会社にサイトの改修を依頼する際の資料には、なるべく図や表を用いてビジュアル化するように心掛けています。具体的なイメージを共有することで相手が理解しやすく、やりとりがスムーズになると感じています。
“型にはまる”のではなく、“型をつくっていける”環境
私が所属するサイト推進1課は、5名で構成されているチームで、他の事業会社や制作会社の出身者、入社1年目の新人など、さまざまなバックボーンのメンバーがいます。そのため、チームはとてもオープンな雰囲気です。私は当社が3社目ですが、今まで勤めた会社で一番裁量が大きく、しかも自分の意見が反映される職場だと感じています。
例えば入社1年目に、UIをつくるツールやソースコードのバージョン管理ツールの導入を提案したところ、即採用されました。今では、そのツールを使うのが私たちのチームのスタンダードになっています。大手企業だからといって“型にはまる”のではなく、自分たちで“型をつくっていける”のが大きな魅力です。
面倒見のいい先輩たちが揃っているのも、当社の特徴だと思います。私たちのチームでは週2~3回テレワークを実施しているのですが、入社してすぐの頃は上司と同じ日に出社してレクチャーを受けられたので心配ありませんでした。また、週次のWebミーティングでは、各メンバーの興味・関心や最近学んでいることなどについて話す時間があるので親睦を深めやすく、テレワークでも一緒に働くメンバーの人となりをしっかり理解することができました。
今後は、ユーザーを中心としたモノづくりを行う「人間中心設計」のスキルを高め、サービスのユーザー体験(UX)全体のデザインに携わっていきたいです。そのためにも、サイトの見やすさ・使いやすさなど含めた『マイナビ20XX』の課題を、少しずつクリアしていくことが目標です。アプリの開発チームとも連携しながら、より満足度の高いサービスへと成長させていきたいです。
私たちのチームでは、学生時代に独学でWebデザインを学んだ、新卒1年目のメンバーが即戦力として活躍中です。この事実は、出身学部・学科を問わず、自分次第でいくらでもチャンスをつかめるということをしっかり証明しています。Webデザインに興味がある方はもちろん、新しいことが好きな方やトレンドを追うのが好きな方は、ぜひチャレンジしてください。
※本記事は2022年12月時点の内容です。