2026/07/27

インタビュー

「つなげる力と巻き込む力」をデジ戦へ。「ながラジオ」がつくるイノベーションの土壌

この記事の目次

    組織の成長やイノベーションは、一人の力だけで生まれるものではありません。異なる経験や知識、価値観を持つ人同士がつながることで、新しいアイデアや取り組みが生まれていきます。
    一方で、新しい組織では、お互いを知る機会が少なく、関係性づくりが難しいケースも少なくありません。

    2022年、マイナビで「デジタルテクノロジー戦略本部(以下:デジ戦)」が新設されたときも、まさに同様の壁に直面していました。

    そんななか、デジ戦のビジネスイノベーション統括本部で誕生したのが、業務をし“ながら”聴ける社内ラジオ施策「ながラジオ」です。
    今回は、プロジェクト発足の背景や、そこから生まれた効果について、立ち上げ当初から運営に関わる小島さん、新卒入社直後から運営メンバーとして活躍する伊藤さん、そして直近で参画してPMを引き継ぐ野地さんに話を聞きました。

    プロフィール

    小島 亮史(写真右)
    デジタルテクノロジー戦略本部 ビジネスイノベーション第1統括本部 ITソリューション第3統括部 統括部長

    伊藤 温輝(写真左)
    デジタルテクノロジー戦略本部 ビジネスイノベーション第2統括本部 ITディベロップメント統括部 ITディベロップメント2部 開発チーム 開発3課

    野地 淳貴(写真中央)
    デジタルテクノロジー戦略本部 ビジネスイノベーション第1統括本部 ITソリューション第3統括部 ビジネスシステム部 ビジネスシステム3課

    「つなげる力と巻き込む力」を。新組織の課題に立ち向かう。

    ──まずは、「ながラジオ」の概要を教えてください。

    伊藤:「ながラジオ」は、Teamsによる音声配信番組です。現在は9名の運営メンバーが2人1組でパーソナリティを担当。ビジネスイノベーション統括本部のメンバーに向けて、隔週で30分の配信を行っています。
    毎回ゲストを招き、人となりを深掘りしたり、担当プロジェクトについてのお話を伺ったりしています。業務の合間に気軽に聴いてもらえるよう、「業務をしながら聴けること」がコンセプトです。
    人と人とをつなげることはもちろんですが、その先にある新しい価値創出や事業成長につなげていくことを目指しています。

    ──どのようなきっかけで「ながラジオ」は立ち上がったのでしょうか?

    小島:私は、人と人とのつながりが新しい価値を生み出す源泉だと考えています。マイナビが大切にしている価値観のひとつである「つなげる力と巻き込む力」。これは、異なる経験や知識を持った人同士がつながることで、新しいアイデアや挑戦が生まれるという意味です。
    デジ戦が発足した当時、そのようなつながりを生み出す土壌が十分に整っておらず、お互いに面識のないメンバーも多い状況でした。そのため、業務上関わりがある人や、もともと知っている人としか話さない状況が続いていたのです。
    これでは新しい価値やイノベーションは生まれないという課題意識から「ながラジオ」は始まりました。

    ──いろいろな手法があるかと思いますが、なぜラジオだったのでしょう?

    小島:最初は「LT会」で部内を活性化しようと試みたのですが、それが大失敗でした。誰も発言せず、何も生まれない時間となってしまったのです。
    しかし、その反省会のなかで、「大人数で話しにくいなら、ラジオにして聴いてもらえばいいのでは」というアイデアが出たんです。仕事の手を止めずに業務をし“ながら”聴ける「ながラジオ」にしようとその場で決まりました。
    人に焦点を当てるほかにも、トレンド技術のシェアや、社内の共有事項なども発信すれば、デジ戦が担う事業の成長にもつながっていくはずだと、「ながラジオ」の内容も固まっていったのです。

    つながりが生む確かな手応え。人を知ることで加速する、事業成長への歩み

    ──伊藤さん、野地さんはどのようなきっかけで参画を決めたのでしょうか?

    伊藤:もともと先輩が運営に関わっていたので、それを手伝い始めたのがきっかけです。新卒で入社したばかりの頃だったので、先入観や壁を感じることもなく「運営やパーソナリティもやってほしい」と声をかけていただき、自然な流れで参画しました。
    業務で関わる人は限られていますが、「ながラジオ」を通していろいろな方との交流が広がったり、つながりが増えていくのが楽しいです。

    野地:私は企画職を経てエンジニアに転向しています。企画職時代はエンジニアの考えていることが見えにくく、少し壁を感じていました。双方の立場を経験したからこそ、人と人をつなぐことの価値を感じています。「ながラジオ」を通して、ここで働く人たちの魅力や背景をもっと伝え、つながりのきっかけをつくりたいと思い、参画しました。

    ──「ながラジオ」から生まれた効果や魅力を教えてください。

    小島:立ち上げから3年が経ちました。当初は横の席の人が誰かもわからない状況で、お互いによそよそしくなってしまうこともあったと思います。
    「ながラジオ」だけですべてが解決するわけではありませんが、つながりが増えることで、新しいアイデアや部署横断の取り組みが生まれる可能性は高まります。これが、イノベーション創出への確かな一歩だと信じています。

    伊藤:私の場合は、アサインされた案件の担当者が、たまたまパーソナリティをしている方だったということがありました。相手の人となりを知っていたことで、コミュニケーションが取りやすく、業務もスムーズに進み、「ながラジオ」の効果を実感しました。
    年に一度の対面イベントも開催しており、LTやパネルディスカッション、懇親会などを通じて、部署をまたいだ交流が生まれています。ラジオだけでは補えない価値にもつながっていると感じます。

    野地:お二人の話に加え、会議など普段の業務では見えない“その人らしさ”が見えることが「ながラジオ」の大きな魅力だと思っています。

    継続は力なり。人と人とがつながり、イノベーションを生む土壌へ

    ──「ながラジオ」に関する今後の展望などを聞かせてください。

    伊藤:昨年6月に「『きっかけ』を創り出そう」という行動指針を運営メンバー全員で協議して決定しました。「ながラジオ」の最終目的である、新しい価値創出や事業成長については全員が理解しているものの、そのために日々の放送のなかで何を意識すればよいかわからないという声があったためです。
    「きっかけ」とは、「ながラジオ」を通じて生まれる会話やできごとのことです。毎月の定例会では目的と行動指針を必ず振り返るようにもしています。
    行動指針を意識するようになってから、番組の質が向上した印象です。今後も最終目的を見据えつつ、楽しく「ながラジオ」の運営をしていきたいと思っています。

    野地:これまで築いてきた番組の雰囲気を引き継ぎながら、聴いてくれる人をもっと増やしていきたいですね。私は社歴8年となり、人とのつながりも蓄積されてきたので、そういったものを活用していきたいです。
    職種や部門をまたいだ異動経験者など、多彩な背景を持つ人をゲストに招き、聴いている人にとって、新しい発見や気づきが生まれるように「ながラジオ」を育てていきたいです。

    小島:“継続は力なり”……と言いますが、「ながラジオ」は続けることで効果が生まれる施策だと考えています。人と人がつながることは、新しい価値を生み出す源泉です。
    しかし、「ながラジオ」の目的は、単に人をつなげることではありません。そのつながりを起点に、新しい価値を生み出すことです。
    マイナビが掲げる「つなげる力と巻き込む力」を発揮し、事業成長やイノベーションを生み出していく。「ながラジオ」はその土壌づくりの取り組みだと考えています。

    採用情報について

    デジ戦では、現在一緒に働くメンバーを募集しています。
    詳細な仕事内容や募集職種、働く環境については、採用ページをご確認ください。

    ※本記事は2026年07月時点の情報です。

    著者:マイナビエンジニアブログ編集部