【AWS re:Invent 2024】ラスベガスで開催のAWS re:Invent 2024 に現地参戦してきました!

この記事の目次
はじめに
皆さんこんにちは!
ラスベガスで開催された AWS の re:Invent にマイナビからも 4 名のエンジニアで現地参戦してきました!
re:Invent がどういったイベントなのか、Keynote から SWAG、認定者ラウンジまで、実際に参加してみたレポートをご紹介します。
AWS re:Invent とは?
AWS re:Invent は Amazon Web Service(AWS)社が年に一度開催する、AWS 最大規模の技術カンファレンスです。2012 年から開催されており、今年で 13 回目の開催となります。
多くの参加者が注目する Keynote(基調講演)から、2,000 以上の技術セッションへの参加、Expo(展示会)などさまざまなプログラムが用意されており、毎年イベント中に多くの新サービスや、新機能が発表されます。
イベント概要
- 開催日程:12 月 2 日(月)- 12 月 6 日(木)の 5 日間
- 開催地 :アメリカ ネバダ州 ラスベガス
- 参加者 :現地参加者:約 60,000 名(うち日本からの参加者:約 2,000 名)
- 参加費用:$2,099
会場

引用:https://reinvent.awsevents.com/experience/plan-your-trip/
キャンパス(会場)はラスベガスの中心地のホテルで、全部で 6 つあります。
会場のホテルがかなり大きいため、ホテル間の移動は無料のシャトルバスまたはモノレールを使います。
基本的にはシャトルバス、人が多く集まるイベントが開催されるタイミングでの移動はモノレールでの移動をオススメします。
プログラム
ここからは re:Invent で実際に体験したプログラムを紹介していきます。
- Keynote(基調講演)
- EXPO(展示会)
- 技術セッション
- SWAG
- AWS 認定者ラウンジ
Keynote(基調講演)
Keynote とは、AWS のトップリーダが今年注目の新サービスや新機能についての発表を行う講演で、開催期間中は毎日行われます。
オンラインでの視聴も可能で、動画配信もされています。
Keynote現地参加レポート
今回はその中でも最注目だった Day2 の Keynote、AWS の CEO である Matt Garman の講演に参加しました。
Matt Garman は EC2 の最初のプロダクトマネージャーで、24 年の 6 月に AWS の新 CEO に就任したため、今回が初の Keynoteとなります。
朝 8:00 から始まる講演でしたが、会場に入りたかったので1 時間半ほど前から並びました。
メンバーと 6:00 に集合で MGM からローカルバスに乗り(シャトルバスが出ていない時間)移動。
6:45 に講演会場の Venetian に到着して待ち列へ。
7:00 には入場規制されていたので、開始 1 時間前には並んでいないと会場には入れないようです。

早朝とは思えない人の多さ
7:15 すぎにメイン会場へ。ここもとにかく広かったです。
運よく先頭の方に並んでいたので、会場の真ん中のあたりに着席できました。

ノリノリの DJ がいる会場
講演開始の 8:00 になるとオープニングムービーが流れた後、AWS の CEO である Matt Garman 氏が登場し、会場の盛り上がりも最高潮に!

登場の瞬間を激写することに成功
この後 3 時間ほどかけて、たくさんの新サービスや新機能が発表され、発表のたびに拍手喝采が起こっていました。
- Amazon EC2 Trn2 インスタンス/ Trn2 UltraServers
- Amazon S3 関連
- Amazon S3 Tables
- Amazon S3 Metadata
- Amazon Aurora DSQL
- Amazon DynamoDB global tables
- Amazon EKS Auto Mode
- Amazon EventBridge と AWS StepFunctions のプライベート接続
- Amazon Nova
- Amazon Bedrock 関連アップデート
- Amazon Q 関連アップデート etc...

Amazon の CEO 兼社長である Andy Jassy も登壇
早朝から 3 時間の講演はかなりハードでしたが、AWS のスケールの大きさや影響力を肌で感じることができました。
EXPO(展示会)
EXPO とはいわゆる企業展示会場のことで、AWS のエキスパートやパートナー企業の方と直接お話ししたり、最新の情報収集をすることができます。
この会場もとにかく広いです。日本の企業もちらほら見かけました。すべてのブースを回ろうと思うと数時間かかるのではないでしょうか...
EXPO は Day 2 の 16 時からの開場で、初日はフードやドリンクの提供もあり、ちょっとしたパーティーのようでした。

EXPO 会場の様子

企業ブースがたくさん
気になる企業でサービスについて詳しく話を聞くのもよし、いつもお世話になっている企業のブースに行ってグッズをもらうのもよしです。

頂いたぬいぐるみ自慢
技術セッション
イベント中には3,000 以上の技術セッションが開催されます。
セッションタイプや対象業種/業界、レベルが分かれており、予約または事前に並んで(Walk-Up Seats)参加します。
セッションタイプ
主要なセッションについて説明します。
- Breakout Session
- 1 時間の講義形式で特定のトピックについて深掘りする。のちにオンデマンドで動画配信あり
- Workshop
- 2 時間の実践型セッション。個人やグループでのハンズオン
- Chalk Talk
- 10~15 分の講義の後、45~50 分の質疑応答を行う。少人数での開催
- Builders Session
- 1 時間の小グループセッション。AWS エキスパートとのハンズオン
- GameDay
- ゲーム形式のセッション。
レベル
100 レベル(入門)から 400 レベル(エキスパート)まで難易度が分かれているので、自分のスキルレベルや興味に合わせてセッションを選択できます。
参加してみて
かなりの数なので、開催場所やスケジュールを考慮しながら自分に合ったセッションを選択するのが難しかったです。
事前にセッションカタログの絞り込み機能を活用しつつ、タイトルだけではなく詳細まで確認して、よくよく検討しておけば良かったなぁと反省しました。
人気そうなセッションでも、30〜45 分前に並んでいれば予約なしで入れました。
予約いっぱいでも、直前に席が空いて予約できたりもしたので、諦めずにチェックするのも一つの手です!
Breakout Session は配信があるので、それ以外のグループワークや質疑応答ができるセッションに参加するのがおすすめです。
特に GameDay のようなゲーム形式のセッションは、すぐ予約が埋まってしまうので、参加したい場合はセッション予約開始時にすぐ予約するのが良いです。(私はぼけっとしていて予約できなかった)
SWAG
SWAGとは企業のオリジナルグッズのことです。
re:Invent 参加者全員がもらえる AWS のグッズから、EXPO に出展している企業のグッズまで様々なアイテムが手に入ります。
AWS の認定を取得している人だけがもらえるグッズもありました。

SWAG 受け取り会場
戦利品のご紹介
企業ごとに特色がありますね。
AWS パーカーや T シャツはもらってそのまま着ている人が結構いました。

持って帰るのが大変な量
認定者ラウンジ
認定者ラウンジとは、AWS 認定資格取得者だけが入ることのできるラウンジです。
資格を 1 つでも保有していると入ることができます。
入場するためには、受付で Credly での認定バッジを提示する必要があるので、あらかじめ準備しておくのが良いと思います。
ラウンジの中には作業スペースがあり、ドリンクや軽食が提供されています。
私がステッカーをもらったり撮影したりと喜んでいる隣で、みなさん黙々と作業されてました。

照明がオシャレ

広々とした作業スペースで黙々と作業する人々
おわりに
AWS re:Invent 2024 参加レポート、いかがだったでしょうか。
なんとなくでも雰囲気を感じ取っていただけたら幸いです。
私自身、かなり開発や語学学習のモチベーションが上がりました。
興味のある方はぜひ来年参加してみてください!
参加メンバーと会場にあった大きな黒板の前でパシャリ 📷✨
マイナビロゴはどこにあるでしょう?👀

イベントURL:AWS re:Invent 2025 | December 1 – 5, 2025
※本記事は2025年02月時点の情報です。