クラウド化に一から携われるチャンス! 「マイナビ賃貸」エンジニアチームインタビュー

2019.03.05

マイナビエンジニアブログ編集部

マイナビが運営する賃貸住宅情報サイト「マイナビ賃貸」。物件情報が1時間に1回、24時間で24回更新され、つねに最新の情報をお届けしています。
そんなマイナビ賃貸のシステム管理を担当するのがIT戦略事業部 IT開発統括部 ITマネジメント1部 開発3課に所属するエンジニアチームです。

今回、そんなマイナビ賃貸のインフラを担当する2名のエンジニアに、日頃の業務内容やエンジニアチームとしての今後の展望などについて聞きました。

1時間に1回、1日に24回更新されるマイナビ賃貸

まずはマイナビ賃貸についてご説明をお願いします。

小島:マイナビ賃貸は全国の賃貸マンションやアパートが探せる賃貸住宅情報サイトです。マイナビ賃貸の特徴は約200万物件という数多くの物件を扱っていること。そして1時間に1回、1日で24回情報が更新されることです。これほど高頻度で更新される賃貸サイトは珍しいです。

そんなマイナビ賃貸をエンジニアとして担当されているのが小島さんと小川さんのお二人を始めとするIT戦略事業部 IT開発統括部 ITマネジメント1部 開発3課ですね。お二人の経歴を教えてください。

小島:転職前は海外・国内通信キャリア向けのプロキシサーバ開発・運用SIerを行っていました。マイナビに入社したのは2013年9月で、当初はフロントエンジニアでしたがバックエンドの人不足もありバックエンドへ移って今に至ります。バックエンドになったことで全体が見渡せるようになったと感じています。

小川:私は2018年4月入社なので現在入社9ヶ月くらいです。前職はシステム会社に4年間勤めており、javaでアプリ開発をしたりインフラ構築業務に従事したりしていました。よりユーザーに近いところで、ひとつのサービスに携わりたいという思いからマイナビに入社しました。

現在のお仕事について教えていただけますか。

小川:課として行っているのはVM・物理サーバの導入・運用・保守や、DB・検索エンジン・webサーバ等のミドルウェアの運用・保守です。またコンバーターやアライアンスも担当しています。

私自身はインフラ担当のリーダーをしています。サーバが安定稼働しているか、抱えているトラブルはないかを常にチェックするのが仕事です。
特に賃貸住宅情報サイトは新年度前の1月から3月が繁忙期、異動などを控えた9月がプチ繁忙期で、アクセスが集中するためサーバに強い負荷がかかります。サイトを1秒でも落としたくないので、この時期はかなり大変ですね。URL監視、メモリアラートの対応、サーバの設定変更対応などを事前準備として行っています。

賃貸ならではのシステム「コンバータ」と「アライアンス」

コンバータとアライアンスとは?

小島:賃貸住宅情報サイトならではの用語なので説明が必要ですね。
コンバータとはクライアントが賃貸住宅情報を複数のサイトに一括入稿できるシステムのことです。
クライアントは物件情報をマイナビ賃貸にだけ掲載するわけではありません。他社サイトなどにも同様の情報を掲載して、より広く入居者を募ります。その際、一つひとつ入稿作業をしていたら手間ですよね。コンバータを使うと、複数サービスに一斉に情報を入稿することができるのです。
つまり、不動産事業者とマイナビ賃貸の間に入るシステムです。マイナビ賃貸が提携しているコンバータは50社ほどあります。

小川:アライアンスはマイナビ賃貸の情報を提携サイトに掲載するためのシステムです。マイナビ賃貸ではニフティ不動産やスマイティなど10社ほどと提携しており、お互いの賃貸住宅情報を掲載し合っています。それを行うためのシステムをアライアンスと呼んでいます。
このアライアンスでの要件定義や先方との折衝、ベンダーコントロールが主な業務です。

苦労を乗り越えて成長を実感できる楽しさ

業務を通して苦労したことと、それをどう乗り越えたかを教えてください。

小島:苦労したのはどうしようもないレベルの障害対応ですね。一つはMySQLバージョンアップ失敗で 4台中2台のレプリケーションが停止してしまったこと。当時は私が担当者だったので、調整は上長などに任せて障害対応案を冷静になって考えました。

もう一つはNAS(Network attached disk)の障害で一部物件の登録・更新ができなくなったことです。このときは管理職になっていましたので、クレームやお問い合わせに対して私の方で関係者を集め、説明・報告をして安心してもらうことで、本来やるべき障害対応を検討して進めていくことができました。

いずれも障害対応の際は課に留まらず、システム統括本部や部長、事業部長、開発ベンダー、ストレージベンダーなどすべての関係者にコンタクトをとって解決策を決めていきました。
もっと具体的な内容については3月7日のオラクルセミナーに登壇してお話しする予定ですので、よかったら聞きにきてください。と、宣伝しておきます(笑)。

小川:この仕事は苦労と楽しさが背中合わせです。今までに経験したことのない問題に出くわすと、そのときは辛いのですが、そこで経験した調整・検討・進行の能力が自分のスキルとして身についているのがわかるので、そういった成長を感じられるのは楽しいですね。

こまめにアウトプットと確認がとれる人が向いている

お二人が所属するIT戦略事業部 IT開発統括部 ITマネジメント1部 開発3課についても教えてください。何名くらいで、どんなチームなのでしょうか。

小川:3課のメンバーは6名で全員が中途組です。私たちもそうですが、いろいろなバックグラウンドを持っています。
他部署やベンダー、クライアントなど多方面と関わりながら仕事をする上で、そうした多様なバックグラウンドが生きていると思います。

小島:チーム全体で目的を達成できたときや、全員が一丸となってやり遂げられたときに、このメンバーと仕事をしてきてよかったなと感じますね。

どんな人にチームに来てほしいですか?

小川:新しい技術の吸収力が高いといいですね。世の中の流れに敏感に反応できる人に来てほしいです。

小島:いろいろな部署や企業と関わりながら仕事をしていくので、調整力がほしいですね。また、たくさんの案件が降ってきて仕事量があふれがちになりです。その中で直近でやるべき仕事、将来でもいい仕事などを切り分けてスケジューリングしないといけません。

大事なのはコミュニケーションです。大勢の関係者がいるので、システムで考えていることと他の関係者が考えていることがぴったり一致することは少ないです。時間が経つと温度感も優先度も変わります。

小川:システムだけの話ではありませんが、本来の目的を忘れないことも大事です。会議を開いているうちに当初の目的からどんどん遠くなって別の話がフォーカスされていることがあります。作業自体が目的化されていき、アウトプットが求められているものではなくなることもあります。
自分の中で仕事をため込まずに、アウトプットを早めにしたり、確認をこまめに取れる人がマイナビのエンジニアに向いていると思います。

クラウド化に一から携われる環境が魅力

マイナビ賃貸やIT戦略事業部 IT開発統括部 ITマネジメント1部 開発3課としての今後の展望はどんなものでしょうか。

小川:一つはサービスの安定稼働です。物件数、店舗数が年々増えていて、インフラ部門の負担が時間が経つごとに増えています。そのために、障害が発生しやすくなり、課のメンバーおよびベンダー、システム統括と協力しながら乗り越えています。
賃貸はデータ量が多いため、物理サーバも多く運用の負担が大きいのです。

小島:これを解決できるのはクラウド化です。クラウド化することで実機の導入などによる運用コストやスケーリングの手間が減りますので、クラウド化を進めて、それによって生まれる余力を新しいサービス開発に回したいと思っています。
マイナビでは他の事業部もクラウド化を進めていますが、マイナビ賃貸はまだクラウド化できているのが一部だけですので、エンジニアとしてはクラウド化に一から携わることができるメリットがあります。やりたいこともどんどん実現できますし、仕事の自由度も高いですよ。

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マイナビ賃貸は今まさにクラウド化という大きな変革のときを迎えています。エンジニアとしてはクラウド化に一から携わることのできる魅力的な環境といえそうです。 エンジニアブログでは今後もエンジニアの声をお届けしていきます!

この記事に登場する部署

IT戦略事業部 マイナビ賃貸バックエンドチーム

おもにマイナビ賃貸のインフラと物件連動プラットフォームの構築・開発、保守・運用をベンダーと一緒に行っています。マイナビの中でも大きなシステムを運用していてエンジニアが活躍している職場です。インフラチームは自身の手で、インフラのデザインを行う裁量があり、オンプレミスからクラウドへの移行を進めています。物件連動チームは営業やクライアント、提携先との調整を行い、物件連動を進めています。

※本記事はインタビュー時点(2019年1月)の内容です